と、いうことで、30分くらいこれを書いてもきっと許されますよね?
昨日、お昼間FBを開いて
アートコレクターとして世界に愛されその生き方が
映画にもなった「ハーブアンドドロシー」のハーブこと
Herbert Vogel氏がNY時間22日正午に亡くなったことを知る。
比べることではないのは承知で、
ここ数年の誰かの死でいちばん、
自然に涙が出た。
ハーブに向かって
「私はもう一人で大丈夫よ。
だから、いつ逝ってもいいのよ。
心配しないで」
と話しかけていたドロシーの姿とか
「ハーブの最期の願いはふたつ。家に帰ることと、
ホットドッグを食べること。」だったとかそんなことは
後から知ったことで
どうして涙が出たのかなあと考えていて
最初はふたりの姿に自分と家族を重ね合せていたのかな
なんて思ったりしたけれど
きっとそれより、映画でふたりがあまりに無邪気に描かれていたからなんだろうと
なんならおとぎ話の世界のようであって
だからそんなおとぎ話の中の人物が亡くなってしまったことに
悲しいより驚いているんだと思う。
ハーブ、私たちにピュアな力があんなにも大きいことを教えてくれてありがとう。
ドロシー、どうかこれからも周りの友人家族、ふたりの愛し集めたアートと
穏やかに健やかに過ごされることを願います。
ハーブのご冥福をお祈りします。
佐々木芽生監督によって制作された前述の映画からさらに
「50州の美術館にコレクションより50の作品を提供する」という
彼らが新たに取り組んでいた素晴らしいプロジェクトをテーマに
今秋続編「50×50」として公開されるそうです。
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